第19回「最強はお好きですか?」

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(偵察兵ファント)最強か。F(素のことらしい)は最強は好きでは無いと良く言っているな。
(薬草師ルディア)でも、コンピュータゲームをやるときはその限りじゃ無いのですよね。Fさん、たまに容赦ありませんから。
(Phant.F)‥‥どうでもいいが、ルディアってオレにだけ妙に厳しくないか?コンピュータゲームは‥‥最初は好みでやるが、最後は極めようとしたりするからな。多少は大目に見てくれ。
(偵察兵ファント)ルディアが厳しいのはお前が悪いからだ。でもまあ、コンピュータゲームでも最後まで装飾品は素早さUP系だったりするよな、お前は。まあそのこだわりは汲んでやるか。
(薬草師ルディア)え、私、そんなに厳しいこと言いましたか?(ちょっと焦る)――それより、本題に戻りませんと。皆様は、最強はお好きですか?また、その最強はどういう意味で最強ですか?
(偵察兵ファント)全ての能力が高くて何でもできる『万能』なのも最強の1つだろう。だが、1つを極限まで高めるのも、最強の1つだと思わないかな?
(Phant.F)僕の場合は、上側よりも下側を気にする。秀でた能力でも得意な物でも、一番になるほどでなくてもいい。そのかわり、取り立てた弱点が無いのが好き。
(薬草師ルディア)(自分の)能力に差が出る場合、皆様は何に優れていることが好きな傾向にあるでしょうか。
(偵察兵ファント)「好みの能力値」「好みの技術」か。
(Phant.F)これは1stキャラで見るのがいいな。僕の場合、能力値は「敏捷性」重視、「知力」「器用さ」「力」も欲しいところ。技術は、「片手剣」「小型武器投げ」「盗賊系/暗殺系/斥候系技術」あたり。特殊能力は、「鋭い聴覚」が欲しいところ。できれば「暗視能力」も。
(偵察兵ファント)だから訊いてねぇって。そんなの僕の設定を見れば一目瞭然だろうが。
(薬草師ルディア)皆様はどうでしょうね‥‥魔法を使う方は圧倒的に多いですから、まずそれは挙げられるでしょう。それに付随して、「知力」を高くする方も多いでしょうね。
(偵察兵ファント)武器を操れる奴は、やはり多いな。あと、魔法剣士系の奴等に「素早さ」系重視の傾向が見られる気がするな。
(Phant.F)あと、意外と強烈な弱点を持っていたりするな。これは「最強好み」の反動によくある。「強いけど、これだけは駄目」とか、「強いけど、制限がある」とか、「強いけど、体は弱い」とか。
(薬草師ルディア)Fさんは違いますよね。一般人レベルでは何をどうしても勝てないようなキャラを好みますから。いけませんよ、弱い者いじめは。
(偵察兵ファント)不意打ちも闇討ちもだまし討ちも受け付けないこの能力や技能が不服か?ルディアさん。(眼光が一瞬にして鋭くなる)
(薬草師ルディア)え、あの、そんなことはないですよ?(ちょっとうろたえる)
(Phant.F)‥‥オレは弱い者いじめをする気はさらさら無いが‥‥、人が怖がるのを見るのがちょっと好きな事は別に否定する気は無いな。(不敵な笑みを浮かべる)
(偵察兵ファント)(鋭い眼のままで、口の端だけ冷たい笑みを浮かべている)
(薬草師ルディア)え、あの、何か、変なこと、考えてませんか?(かなりうろたえながら後ずさる)
(Phant.F)(冷たい眼になって)‥‥敗因は、ファントを敵に回したことだな。
(薬草師ルディア?)はうぅ、やっぱり2人とも、イジワルですぅ‥‥(←キャラ違う)
(偵察兵ファント)では、そういうことで、第19回を終わるよ。どういう事か良く分からんと言うのは却下だ。(第19回・終わり)
(薬草師ルディア)(小声で)私の役割、取らないで下さい‥‥(泣)
(偵察兵ファント)(←聞こえているが、これ以上つつくのはさすがに可哀想と思ってやめた)
(Phant.F)(しかしちょっと、今回は遊びすぎたなぁ‥‥反省。)

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