第3回「武器の種類分け」


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ルディア: 第3回目は、武器の種類分けについてですね。
Phant.F: 武器の種類は、どうしてもかなり主観が入るものだと思っている。ので、気にせず自分の好みで話していこうかと思う。
ナイド: とはいえ、点による破壊である刺突、線による破壊である斬撃、面による破壊である打撃、という分類は無視できるものでは無いだろう。
ルディア: 武器の特徴的な形状も、分類に欠かせませんね。攻撃を与える部分と、武器を持つ部分の形状的なバランス、特に、攻撃を与える部分が長い武器、あるいは持つ部分が長い武器は分けて然るべきですね。
ナイド: 遠隔武器の種類として、手で投げるものか、射出されるものか、の違いは大きい。それも分けるべきだな。
Phant.F: では近接武器から順に分類していくと、柄の短い打撃武器は、格闘、メイス、あたり。柄の長い打撃武器は・・・長い杖や棒あたりが該当するか。あと、少々特殊なものとしてフレイル。
Phant.F: 柄の短い斬撃武器と言えば刀剣類、それから片手斧は短い側に入るだろうか。柄の長い斬撃武器は、グレイヴ、ポールアックスあたりか。まあ、斧類は斬撃ではあるが、その打撃力はとても無視できるものではないな。
Phant.F: 柄の短い刺突武器となると、細剣、つるはし、あたりだろうか。柄の長い刺突武器と言えば、槍、あとは・・・振って刺す系の武器はマイナーなものが多いイメージだな。一応ウォーピックを入れておこうか。
Phant.F: 境界線上の武器として、複合武器がある。ハルバードは打撃・斬撃・刺突の全てを併せ持つし、鎌も斬撃・刺突を併せ持つ。まあ、刀剣類も大半は斬撃・刺突を併せ持つし、斧類も斬撃と打撃の両方の特性を持つと言えるレベルのものだが。
ルディア: こうしてみると近接武器では、武器を振るか、武器を突き出すか、という要素も分類上でそれなりに重要になりそうですね。どちらもできる武器も多いですが。
ナイド: 遠隔武器では、投擲の打撃武器と言えば、代表的なものは石だな。射出の打撃武器か・・・パチンコあたりだろうか。あとは、鉛玉を射出するクロスボウのような武器があると聞いたことがあるが。
ナイド: 投擲の斬撃武器と言えば、チャクラムか。あと、手投げ斧も一応該当するか。飛ぶ斬撃は種類が少ない。射出の斬撃武器に至っては、そんなものあるか?というレベルだな。
ナイド: 投擲の刺突武器は、投げ槍、短剣、投げ矢、など。射出の刺突武器は、弓、クロスボウ、など。遠隔武器は刺突が多いな。
ナイド: 境界線上の武器として、スリングがあるが・・・まあ投擲の一種と考えてよいだろう。
ルディア: 遠隔武器は、刺突に偏っていますね。冷兵器の遠隔武器の代表と言えば弓矢ですし、遠くに飛ばす=ある程度軽いもの、でダメージを負わせるとなると、刺突に偏るのは頷けます。
ナイド: で、分類して、それからどうするのだ?
Phant.F: 次からは個々の武器の議題に入るよ。
ルディア: 大まかにでも分類しなければ、議論も何もできませんからね。いきなりマイナーな武器の細かい差分を並べ立てても始まりませんし、ある程度の種類ごとに行きましょう。
ナイド: それでも結構な数がある気がするな。まあ、それは致し方ないところか。
ルディア: という訳で、次からはいよいよ個別の武器についてになります。では、今回はこの辺りで終わりにしましょう。

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