Ludia's Room

王国立研究所のとある研究室。
他の机の上とは違い、この机はきちんと整頓されている。
机の上にある鉢植えのハーブが、深緑の葉をめいっぱい伸ばしていた。

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その席には、細身の女性が座っていた。
肩に届くか届かないかくらいに揃えてあるくせのない濃い茶色の髪に、ハーブの葉よりも澄んだ深緑の大きな瞳が特徴的だ。
服装は飾り気が無く、淡い色の服の上に研究着を羽織っている。

呼ばれると彼女は、そのぱっちりとした目をこちらに向けた。

「ようこそいらっしゃいました。ゆっくりしていって下さいね。」

彼女は柔らかく微笑みながら席を立つと、手早く飲み物を用意してくれた。

ルディアの事を聞く
「私の事、ですか‥‥?」
・机の上のノートを見る
「ごめんなさい、一度書き直そうと思っているんです。いつになるか分かりませんけど、きっと読めるようにしておきますから。」
戻る
「もう行かれますか?」

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